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フランチャイズ契約の法律相談

保証金について

<保証金とは>
フランチャイズ契約を締結する場合、「保証金」あるいは「加盟保証金」(このページでは、「保証金」に統一します。)といった名目で、金銭を徴収される場合があります。
この保証金は、フランチャイズ契約締結後、フランチャイズ契約に基づいて発生する加盟店の本部に対する債務を担保するために預託される金銭です。例えば、加盟店が毎月払うべきロイヤリティを支払わない場合、支払われないロイヤリティ分の埋め合わせをできるよう、前もって保証金という形で本部に金銭を預託するのです。
この保証金は、フランチャイズ契約が終了した場合に精算されます。すなわち、フランチャイズ契約に基づいて、加盟店が本部に支払わなければならない債務がある場合には保証金をこれに充当し、預託した保証金からこの債務額を控除した金額が加盟店に返還されます。フランチャイズ契約に基づいて加盟店が支払わなければならない債務がない場合には、預託した保証金の全額が加盟店に返還されます。

<保証金が担保する債務の範囲>
本ページの上部で、保証金は、フランチャイズ契約に基づいて発生する加盟店の本部に対する債務を担保するために預託されるものと説明しましたが、契約自由の原則がありますから、保証金が担保する債務の範囲はフランチャイズ契約で決めることができます。
フランチャイズ契約に、この保証金が担保する債務の範囲に関する条文がある場合には、「一切の債務を担保する。」といったように、担保する債務の範囲を制限なく規定しているケースが多くあります。保証金が担保する債務の範囲に関する規定がない場合でも、保証金が差し入れられている場合は、通常、フランチャイズ契約に基づいて発生する債務の中で、「この債務は保証金で担保するけれども、この債務は保証金では担保しない」といったことを念頭に置いていることは少ないでしょうから、契約当事者の暗黙の了解として、差し入れられた保証金はフランチャイズ契約に基づいて発生する一切の債務を担保する趣旨で差し入れられたものだと解釈されることが多いでしょう。

<保証金の返還時期>
加盟店が保証金の返還を請求できる時期はいつでしょうか。
もちろん、フランチャイズ契約上に定めがあれば、基本的にはその定めに従うことになります。
では、返還時期に関する定めがない場合はどうでしょうか。この点については、フランチャイズ契約に基づく債務の清算(リース物件やマニュアルの返還等)が終了した時点で、保証金の返還請求ができるとした裁判例があります。

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